税理士を見極めよう

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税理士は戦後になってから登場した資格です。
増加していく一途だった状況は、いずれ安定期に入ると言われています。
税理士が増え続けていた理由は、資格試験が毎年行われていたからです。
それに加えて特定の業務を勤めたり、指定の大学院の修士課程を卒業しても、資格を得る事ができました。
要するに増えるペースの方が、減るペースよりも早かったのです。
しかし税理士が登場してから50年以上が経過しました。
資格所持者の平均年齢は60歳を超えています。
一度資格を取得すれば半永久的に利用できるため、引退する人は極少数でした。
ですが寿命という問題からは逃げられません。
それに加えて試験の難易度や免除制度が調整されたため、将来的に税理士の数は安定するのです。

しかし仕事が増えるかは未知数です。
その理由は依頼の減少が予測されているためです。
近年において一般人の税金への理解は深まりました。
専門サービスに任せていた納税は、個人で済ませる事も珍しくありません。
所得税の納付において経費の算出が必要不可欠ですが、それは税理士に委託する場合でも自分で計上しなければなりません。
所得は得たお金のカウントだけですが、経費に関しては非常に広い範囲の確認が必要になります。
全ての作業を業者に依頼すると、必要以上のお金を納付してしまう恐れがあります。
専門サービスを使っても人任せにできないならば、自分で済ませようと考えるのは道理です。
よって税理士は既存のサービスだけでなく、独自の方法を考えなければ生き残りが難しくなります。